日本とアフリカを 経済でつなぐ 文化でつなぐ 夢でつなぐ

一般社団法人アフリカ開発協会 アフレコについて

 1960年代、多くのアフリカの国が独立を果たし、その豊富な資源を基盤として経済的な自立を目指していました。
先進諸国からの投資や技術の移転を求めていたアフリカの国々に対し、日本は高度成長期にさしかかりアフリカの資源に
大いなる魅力を感じていました。そこで、日本とアフリカ諸国の経済交流を促進する必要から、経団連を中心とする
政財界の有力者によって1970年に設立されたのが現在の一般社団法人アフリカ開発協会です。
 一般社団法人アフリカ開発協会は、日本とアフリカ諸国の経済交流及び文化交流の緊密化をはかり、日本とアフリカ
諸国民の友好親善、相互繁栄に寄与することを目的として、草の根レベルでの経済活動に対する協力や、日本政府や
日本企業に経済効果をもたらすような案件形成を行っています。

リベリア Golden Image Award 授賞式

ごあいさつ

この30年間、私はライフワークのひとつとしてアフリカとともに歩み、課題解決のために全力を注いできました。(中略)アフリカの国々に対して何ができるのか、どのようなパートナーシップを展開できるのか、このことを自問自答する日々が始まりました。この私の在りようは、今でも何ら変わりありません。
今、アフリカは多様な課題を抱えています。それらを解決するためには、マクロ指標を勘案しつつも、ひとつひとつの状況を見極め、丁寧に対応することが重要であると考えています。
そのような認識のもと、AFRECOでは、まず第一に、加盟している会員企業が取り組んでいる事業を積極的に支援しています。(中略)第二に、AFRECOが主導して取り組んでいる事業があります。(中略)このような取り組みでは、会員企業の皆様と連携して進めることとなります。
AFRECOの全ての取り組みは、アフリカの国家元首、閣僚、開発金融機関の総裁、在京のアフリカ各国の大使と連携して行っています。また、外務省や在外日本国大使館、財務省、国際協力機構(JICA)、国際協力銀行(JBIC)、アフリカ開発銀行(AfDB)など、多くの関係省庁、諸機関から多くの支援を得て取り組んでいます。この場を借りて、お礼を申し上げる次第です。

(「TICAD設立30周年:アフリカ開発協会(AFRECO)矢野哲朗会長との対談」より抜粋)
全文をお読みになりたい方はこちら

一般社団法人アフリカ開発協会 会長 矢野哲朗